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2011年10月19日水曜日

秋の七草


10月だってのに、30度近くまで気温が上がって、マラソン大会参加者の何人かが熱中症で搬送された・・・というのはこの前の日曜日の話だ。

そして今日は朝から気温は低めで半袖一枚で家を飛び出した僕はちょっと後悔したのだけど、そのうち暖かくなるだろう、と気楽に考えていた。

結果として終日肌寒い感じで、おまけに日が射さなかったせいか、4時過ぎにはどっぷりと暗くなるという始末だった。

季節はずれの夏日から、わずか3日ですよ。

身体がなかなかついていかないという方が多いのではないだろうか。

気温がこうやって低くなると、紅葉は進むだろうなぁ。

でも明日はまた少し暖かくなるのだそうで、本当に調子が狂う。

さて前置きが長くなったが 「秋の七草」 をご存知だろうか。

案外すらすらと諳んじることができる人は少ないのではないか。
  • ハギ
  • ススキ
  • クズ
  • オミナエシ
  • フジバカマ
  • ナデシコ
  • キキョウ
なーんて、すらすら書いているようだけど、「あれっ、あと一個なんだっけ?」と調べたりしているので、実はたいしたことはないのだ。

こうやって見ると、なんでこの7つが秋の七草に抜擢されたのか首を傾げたくなるやつも入っている。

だったら、キンモクセイを入れておくべきでは?
などというのは野暮というものなのだろう。

春の七草は、七草がゆにしたりして 「食べる」 ことを主眼に置いているが、秋の七草は目で「鑑賞する」ことが基準になっているのが興味深いところだ。

このまえ通りかかった空き地では、ススキの穂が風に揺れ、クズが一帯を覆っていた。

赤く囲ったのがススキ、黄色がクズである。


その気になってキョロキョロしながら散歩をすれば、秋の七草に出会えるかもしれない。

小学生が夏休みにポケモンスタンプを集めるためにJRや私鉄の駅をめぐる光景をよく見掛けたが、ポケモンよりも「秋の七草カード」を作って、7つの植物たちを見つけるなんてことが小学生の間でブームになれば、植物たちにもっと興味をもってもらえるきっかけになる気がするんだけどなぁ。

これからのシーズンであれば、『ドングリ10戦士を探せ!』『紅葉・黄葉7姫大集合!』とか。
入り口はともかく、興味を持ってもらうことがまず大切だと思うんだけど。

これまでキンモクセイのバナーを使っていましたが、そろそろキンモクセイも終わりなのでハロウィンを意識したバナーに換えてみました。



6 件のコメント:

  1. こんにちは。


    最近はアワダチソウの勢力図も変わってきてますね。ススキがたくさん生えているのを多く見掛けます。


    七草粥を食べて元気に過ごします。

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  2. オミナエシ、フジバカマ、ナデシコ、キキョウは庭に植わっていますww
    ハギは近所の偕楽園に..
    さすがにクズとススキは植える勇気はございませんw

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  3. かいさん

    コメント有難うございます!

    セイタカアワダチソウも間違いなく新・秋の七草ですね。

    日本の気候も年々変わってきているわけで、秋の七草も棚卸しが必要ではないかと本当に思います。

    萩なんかはとっくに終わってますし・・・

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  4. ぴーさん

    コメント有難うございます!

    自分の庭で秋の七草が完結するとすればそれはスゴイことですね。

    でも実際にはススキとクズは無理かも。

    ススキは、パンパスグラスを植える人がいるくらいだから、案外あるかも。
    僕は個人的にはススキの親戚のタカノハススキなんかは、庭にあると素敵だと思っているんですが・・・。

    クズだけはダメだね。
    花も個性があるといえば言えなくもないけど、むしろややグロな感じだし、一旦根付くと誰も止められない暴走振りがとても怖いです。

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  5. 秋の七草
    お好きな服は?と教えられてから言えるようになりました。
    ハをワと覚えてワレモコウと言っちゃた失敗があります。(タラ~)

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  6. 匿名さん

    コメント有難うございます!

    なにはなくとも「ゴロ合わせ」ですね。
    賛否両論あるのは分かりますが、とりあえず頭に入りますものね。

    でも、ワレモコウのように一歩間違えると致命傷というリスクも・・・

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