ページ

2009年6月15日月曜日

クチナシの花
    

   
今街を歩いていて甘い香りが漂うのは何の花だろう?
   
それは、このクチナシに違いない。
   
ジンチョウゲ、キンモクセイ、ジャスミンなどと同様、かなり匂いに関して自己主張が強い花である。
   
これは是非花咲ブログに・・・ と思っていたら、既に昨年2月12日にはクチナシの実7月13日にはクチナシの花をとりあげていた。
   
我ながらサスガである。
   
となると、今日はちょっと変わった切り口でクチナシを語らねばなるまい。
   
それは 八重咲き という咲き方になるだろうか。
   
以前のブログで書いたクチナシは八重のクチナシの花で、今回撮ったのは普通の6枚の花びらがあるクチナシの花である。
  
八重咲きって色んな花にあるけど、これまで深く考えたことはなかった。
   
そこで調べてみたら面白いことが分かった。
   
そもそも花そのものは、茎や葉が分化して出来た生殖のための特別な器官である。

普通のクチナシの花には6枚の花びらがあって、その内側に雄しべ(雄蕊)と雌しべ(雌蕊)があるが、八重咲きにクチナシは雄しべと雌しべがその花びらのカタチに変化して沢山の花びらをつけているように見えるのだ、という。
   
よって八重咲きの花には往々にして雄しべも雌しべもない場合があるのだそうだ。
   
・・・知らなかった。
   
八重咲きのクチナシは2008年7月13日の写真を見ていただきたい。
  
そして、これは・・・・
   

   
これは八重咲きとはいわずに、二重咲き というらしい。
花びらの内側にもう一列の花びらがあるもので、見るとちゃんと雄しべと雌しべは存在している。
   
色々あるのねぇ と他人事のように感心してしまった次第である。
  

   

7 件のコメント:

  1. くちなしの花の香り。。好きです。
    ぽってり感に、色気を感じます。
    私は、八重咲きのくちなししか見たことがない気がします。そして、八重咲きの感じが好きです。

    返信削除
  2. 花咲ジジイ6/16/2009 12:13 午前

    僕はジンチョウゲの香りがなんとも好きです・・・。

    返信削除
  3. ジンチョウゲはどんな香りですか?

    返信削除
  4. 花咲ジジイ6/16/2009 6:41 午前

    ・・・難しい質問ですね、文章でお答えするのは。


    甘酸っぱい香りとでも申しましょうか。

    春3月ころに咲きますので、来年是非お試しください。

    インターネットも「ここをこすると匂いがします」なんてサービスができる時代がその内来るでしょうか・・・。

    返信削除
  5. 私は春…生まれなので、来年、楽しみにします。

    そうですよね。。
    私も考えたことあります。
    画面?から、香りが伝わらないか!
    でも苦心の?甘酸っぱい。。は

    記憶に残りましたょ。

    返信削除
  6. tarachan6/16/2009 9:00 午後

    私も くちなしの香り 大好きです。
    甘くて その強さに気品を感じます。
    歩いていて 花の香りに出会うと、ついその源を探してしまいますね。。。

    先日は ありがとうございました。
    ブーゲンビリアの質問をした者です。
    携帯用のルーペと、3の倍数と、もみじの種と、1mm3の表面積と、ジャガイモの芽にひいた赤い線・・・が特に印象的でした(もっと他にも)。
    また機会がありましたら、よろしくお願いいたします

    返信削除
  7. 花咲ジジイ6/16/2009 9:39 午後

    tarachanさん

    楽しんでいただけて何よりです。

    何か発見がありましたら教えてください。

    花咲ブログをよろしくお願いします。

    返信削除